藍川 美枝子さん(仮名)

  (住所:神戸市 年齢性別:74才女性)


 今日(1月17日)22年前の日を思い出しました。あの朝地震のためタンスが下に落ち、フトンの上にタンスが落ちて背中の上にのり、下の子供にやっと助けてもらい襖を倒し、台所のガラスを避けながら外に出ました。ブルブル震えながら近所を見ると火災が発生。夕方までガラスを片付け、隣の奥さん(70歳以上)と一緒に近くの小学校に行き、夜震えながら寝たのを覚えています。

 私の主人は平成元年12月に亡くなっていたので、今から考えるとこれで良かったと思います。主人は弁膜症で2度の弁の取り換え、その他心臓病、腎臓病で腹膜透析を3年して死亡しました。
 私達の震災後の生活(下の子供も)は、仕事場が壊れて辞めなければならず、その後の生活は次々とバイトなどをしながらで大変でした。

 震災の被害を受けた人達は、先行きを心配すると生活に不安を感じ、一日も落ち着かないと思います。どうかがんばって生きてください。
(2017年1月17日)






藍川 美枝子さんへ届いた『かみひこうき』





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