篠田 敏広さん(仮名)

  (住所:神戸市 年齢性別:64才男性 職業:なし)


 昨年は台風、地震と日本では自然災害を国民全体が受けた形になりましたが、今回インド洋津波があり、被災者が死に直面しています。
 食料品がすべての被災者の手に渡ることを祈っていますが、現時点では行き渡らないようです。とてもかわいそうに思います。
(2005年1月9日)


 白内障の手術が終わったので、来月から内科の薬をまた続けることになりました。 インターフェロン、がんばります。

 来月から、またちょっと病院生活になるかも分かりません。今度はちょっと長くなり ます。
(2004年9月13日)


 私も体の調子が悪くて、白内障で右と左の目を手術しました。水晶体嚢の一部を切り取って水晶体だけを取り出し、残った袋の中に眼内レンズを挿入します。8月10日右、8月13日左。

 かみひこうきに返事を書くのは、今回が最終になります。
(2004年8月23日)


浦嶋三四さんへ ちぎり絵をいただき、ありがとうございます。大切にさせていただきます。

 今もイランなど、あちこちでボランティアの人達ががんばって活動を続けておられます。日本の国民の代表として、誇りに思います。
(2004年2月19日)


 現在、至る所にボランティアの人が色々の活動をされています。私達は大変だなぁと思いながら、その活動の恩恵を色んな形で受けております。
 これからも皆様がボランティア活動を続けていけるよう願っています。老人が増えてきますので、よろしくお願いします。
(2003年3月14日)


 震災に思う事は、ごはんの有り難さが一番身にしみました。学校で被災生活をし、2日目の晩にやっとカンパンを少し(2枚)もらいました。おなかがすいていましたが、のどがつまりました。おむすびが食べたい!お米は生命を守る一番の宝ものです。
 日本の国は、お米をどれくらい備蓄しているのでしょうか。それが心配です。出来るだけ沢山のお米を備蓄して下さい。

 懐中電灯についてお答えします。日常使われているのは、闇の中では何も見えませんでした。最近のブルー色の懐中電灯を持っていた人が前にいたので、その灯りで歩く事が出来ました。それも、足元がちょっと見える程度です。
(2003年3月7日)


 震災8年になります。私は今病院通いをしています。病気に負けないようがんばっています。 一日一日を大切に人生を暮らしています。

 私の被災体験は学校でトイレの水運びを毎日何回も繰り返し、大変でした。みんなが心を一つにして協力したことです。全国に伝えたいことは、すべての人々が心を一つにして協力して、震災を乗り越えてくださいということです。

 私の住んでいる市営住宅は坂道がきつく、お年寄りや身体の不自由な方がいるので、今現在週末ボランティアの運営する「ちょっとカー」を使っているので大変たすかります。このまま1月17日以後もお願いいたします。
(2003年1月22日)


 新年明けましておめでとうございます。昨年中は何かとお世話に相成りまして有り難うございます。昨年と同様、本年も宜しくお願い致します。
 病気の件では今のところ変わったことはないのですが、まだ病院には通っております。度々お手紙を頂き、心より感謝致しております。

 復興住宅では週末ボランティアに「ちょっとカー」を運行していただき、皆さんが大変喜んでおります。ボランティアの皆さんには今後とも宜しくお願い致します。
 これから段々寒さも厳しくなってきますので、御身大切に。
(2003年1月3日)


 6月20日過ぎに入院する事になりました。
(2002年6月16日)


 2002年6月15日まで仕事をして、6月17日にエコーの検査を受けます。仕事を辞める事になりました。家で1ヶ月ほど体を休めてから入院して下さいと先生から言われています。そしてインターフェロンを打つ事になっています。病気が良くなるまで半年ほどかかるので、仕事を辞める事にしました。これからが大変ですけど、がんばります。
(2002年5月31日)


 震災から7年目に入りましたが,お仕事のない人がたくさん増えています。先が心配です。
 市営住宅では飛び降り自殺があり、年寄りは不安をもちながら、毎日一日一日を暮しています。ある人は病気を苦にして家にこもりきりで、あまり見かけないと思っていたら入り口のドアのところに蛆虫が出てきて、臭いがするので警察に連絡を取ってドアを開けてもらったら、死後6ヶ月程経っていました。ミイラの一歩手前でした。平成13年の5月頃の事でした。
 早く町が明るくなることを望みます。
(2002年5月12日)


 C型肝炎になって8年になります。病院の先生は10年ぐらいするとガンになる可能性があると言っています。タバコとお酒を止めて7年になります。仏壇を守っているので、少しでも長生きできるのではないかと思っています。肝臓の方が少し悪くなっていると病院の先生から聞かされています。来月7日に検査をします。
 いつも留守しています。仕事でね。頑張っています。
(2002年4月23日)







篠田 敏広さんへ届いた『かみひこうき』




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