大内 誠・昌子さん(仮名)

  (住所:神戸市 年齢性別:62才男性・66才女性 職業:無職)


 いつもながら私共に思いを寄せていただき、誠にありがとうございます。
 私も病気以来勤めも出来ず、毎日苦しい生活を送っております。膝を痛めまして、毎日リハビリに通っております。膝は4年前から痛めておりましたが、昨年よりひどくなりました。今年は大阪の兄の3回忌にあたるため、早く治したいのですが、なかなかよくなりません。部屋は5階建ての最上階です。1階、2階に空き家があるのに変えて頂けません。
 昨年ひ孫が生まれて、嬉しい中にも色々と苦労もあります。家の方には、ボランティアの方は一切来られません。日夜、先行き暗い思いで生活しております。
(2000年2月10日)


  暑中お見舞い申し上げます。

 頭の手術をしてから、6月で1年目になり検査をしていただきました。傷はきれいになっているそうですが、16年前の輸血のせいかC型肝炎が出まして、お盆明けに再検査していただくことになっております。
 私どもは5階ですが、膝(スネ)の神経痛があるので階段が辛いです。兄の1周忌・3周忌と忙しくしております。来年は一人の兄の3回忌、母の17回忌を迎えます。わずかの年金でやりくりも大変です。
 いつもお便りありがとうございます。あちこちで地震等ありますがその都度、あの大震災を思い出して胸が痛みます。
 それでは皆々様もお体に気をつけて下さい。

 追伸 私どもの住居は、仮設の人とは別にこちらへ移ってきたので、知人もなく毎日が暗い生活です。仮設で仲良くしていただいた方が2人居られまして、2・3ヶ月に一度会うようにしております。もう1人の方と私は病弱のため、先が不安です。
(1999年8月1日)


   こちらへ越して来てより体調を崩して、昨年6月29日にクモ膜下出血で入院して、約1ヶ月で退院しました。幸いに治療が早く、後遺症もなく無事退院出来ましたが、ここは5階なので足が痛く、それだけが悩みです。それと4階の人が事毎に文句を言って来ます。スリッパの音がうるさいとか夜中に玄関のベルをピンポンピンポンとうるさく鳴らすので、困り果てています。

 すみません、つまらないことばかり書きまして。昨年、一昨年と兄2人を亡くして、私も気が弱くなりました。ご挨拶が遅れてすみません。本年もどうかよろしくお願いします。
(1999年1月5日)


 いつもお世話になります。この度県の住宅が当たりましたが、引っ越すにもお金がなく、市の貸付に行きましたが手続きに1ヶ月かかるそうです。4月初めに敷金・家賃を払わないと引っ越しも出来ません。

 体の方も日一日と足が弱くなり、何をする気力も出てきません。昨年兄が亡くなり、今年も3月20日に兄が亡くなり、不幸続きの上に自分の体も思うようにならず先が真っ暗です。この先どうなるのかと毎日が不安です。こういう悩みは私だけではないと思いますが、またあなた方にもこのような愚痴は言うべきではないと申し訳なく思います。

 誰かに分かって頂きたくて、すがりたくてお手紙しました。お許し下さい。ゴメンね。
(1998年3月30日)


 私共夫婦は震災以来、病弱に悩んでおります。生活も苦しく、これから先真暗な人生をいつまでも続けていかなければならないのかと思うと、生きた心地もありません。

 公営住宅に引っ越しても、家財道具とてなく、家賃を下げてもらっても必要品を買うことも出来ません。1日も早く、公的援助が得られればと願って止みません。
(1998年2月23日)






大内 誠・昌子さんへ届いた『かみひこうき』



1.古川飛祐(埼玉県)さん

 お体の具合はいかがですか?。お兄さまが相次いで亡くなられたこと、至らない行政、お金ばかりの世の中、どんなにか不安でいらっしゃるでしょう。お気持ち、本当によく分かります。私にできることを精一杯やっていきます。また、お便りさせて下さい。
(1999年7月14日)

2.古川飛祐(埼玉県)さん

 こんにちは。お体は、いかがですか?梅の便りが届きはじめ、だんだんと、春が近づいてきています。暖かく、良い1年になりますよう、心からお祈りしています。
(2000年1月23日)


大内さんへ『かみひこうき』を送る

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