中川 由起子さん(仮名)
(住所:神戸市仮設住宅 年齢性別:82才女性 職業:無職)
政治家は我々被災者を人間と思っているのか。これからどうして生きていけばよいのか?。もう3年近くにもなるのに、何のお金も出ず、身心ともに疲れ早く死にたいと思う。一日も早く家や引っ越し金が欲しい。家が当たってもお金がなくては宿替えもできない。何とかしろ。
(1997年10月11日)
中川 由起子さんへ届いた『かみひこうき』
1.永田雅人(Wally)さん
初めまして、私は阪神・淡路大震災でボランティアの世界に迷い込んだ者です。あれから年に3回程神戸に出かけています。
毎回出かける度に、神戸の移り変わりと変わらぬものを感じて関東に戻っています。
本来変わらなければならないものが変わらなくて、変わらないで欲しいものが変わってしまう・・・このもどかしさを感じながらも、私はまだまだ皆さんと語ったり遊んだり、時にはイベントを起こしたりしたいと思います。
ですから、今後ともども「遠くの隣人」としてよろしくお願い致します。
(1997年11月18日)
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