川辺 文代さん(仮名)

  (住所:神戸市仮設住宅 年齢性別:75才女性 職業:無職)


 今仮設にて生活をしております。一日も早く普通の生活が出来るようになりたいと思います。

 私も高齢ですので一人での仮設暮らしは精神的に参っております。家は全壊でなくなってしまいましたし、兵庫県も神戸市も罹災者には厳しくしっかりとまとまった義援金もなく、これから先のことを思いますと目の前が真っ暗になってしまいます。

 震災など天災事故ではありますが、やはり国ももう少し国民の幸福を考えて下さればと思います。今も仮設で苦しい生活を送っている方達もいっぱいおります。いつ我が身に降りかかってくるかわかりません。どうかお一人お一人の力を与えていただき、よりよい住み良い国になることを切に要望いたします。

  1.1日も早く仮設より出たい。

  2.国の補償を求めたい。

  3.生活が豊かになるよう要望しています。

 国も国民あっての国だと思います。政治家だけがよい家に住み、良い生活をしているのをメディアにてよく見ていますが、不公平だと思います。
(1997年8月30日)





川辺 文代さんへ届いた『かみひこうき』



1.永田雅人(Wally)さん

 初めまして、私は阪神・淡路大震災でボランティアの世界に迷い込んだ者です。あれから年に3回程神戸に出かけています。
 毎回出かける度に、神戸の移り変わりと変わらぬものを感じて関東に戻っています。
 本来変わらなければならないものが変わらなくて、変わらないで欲しいものが変わってしまう・・・このもどかしさを感じながらも、私はまだまだ皆さんと語ったり遊んだり、時にはイベントを起こしたりしたいと思います。
 ですから、今後ともども「遠くの隣人」としてよろしくお願い致します。
(1997年11月18日)

2.古川飛祐さん

 こんにちは。1997年8月30日のかみひこうきを拝見しました。多くの人が同じように 読んでいればと思います。私も皆の目が神戸へ向くよう努力します。国民あっての国、 と全ての政治家が考え実行する日を目指して。御健康を心より祈ります。
(1999年8月21日)


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